豊島将之七段のイメチェンにより将棋にハマりかけている

将棋にはまりかけている。
小学生の頃に10回ぐらい遊んだ記憶があるけれど、もうルールはすっかり忘れてしまった。
歩は一つずつしか進めなくて、縦横にめっちゃ進める駒とナナメにめっちゃ進める駒があった気がする。覚えてるのはこれぐらい…。

きっかけはもぐもぐさんの記事で興味を持って、半年ぐらい前に『聖の青春』という本を読んだこと。これは伝記になるのかな?フィクション小説かと思うぐらい読みやすくてのめり込んで一気読みしてしまった。
そもそも、将棋でごはんを食べている人がいるということすら知らなかったから、その世界の壮絶さに驚いた。村山聖さんは文字通り命を削って将棋を指していたのだけれど、そうでなくても1日10時間以上も盤の前に座ってひとつの試合を戦い続けるなんて狂気の沙汰だ。

けれどその世界に小中学生で入って大人になってもずっと戦ってる人達がいる。
どういうことか全然わからない。システムやルールもよくわからないけど、棋士の人の気持ちと、その棋士を追っかけているファンの人の気持ちがわからなさすぎて気になって、ニコニコ生放送で将棋のチャンネルをちょこちょこ見たり、3月のライオンを全巻買いしてみたりした。

つい先日Twitterを見ていたら、豊島将之七段の写真が流れてきた。豊島七段が強い・若いということは知っていて、仕草と立ち姿とマイクの持ち方とあとお顔がかわいいという印象があった。それなのに、おかしい。なんか髪型が記憶と違う。髪を切った?前髪が上がってる??友達が急にこの髪型にしてきたらさりげなく恋愛関係で何かあったのか探りを入れてしまうタイプのイメチェンだ。
NHK杯の中継だったのでテレビをつけて、びっくりした。かわいい。髪型の違和感がかわいさの邪魔をしていないどころかむしろ増幅させている気がする。かわいい。そして手がめちゃめちゃきれい。人差指と中指で駒を動かす所作の美しさよ…

半年間なんとなく将棋を見てきてわかったことは少ないのだけど、どうやら追いかけ始めるにはとても良いタイミングのようだし、とりあえず盤と駒と入門書を買ってこようと思う。